『Guardian.ng』は「ナイジェリアサッカー連盟は、女子代表チームに対しての給与やボーナスを支払えない状況にある」と報じた。
今夏行われたリオ五輪で大きく表面化されたナイジェリアの資金難はまだまだ終わりを見せていない。
ナイジェリア女子代表チームは4月に予選を突破し、11月19日にカメルーンで開幕を迎える女子アフリカネイションズカップへの出場を決めた。
しかしながら、この女子チームのコーチングスタッフ3名には就任した3月から一度も給与が支払われておらず、選手にも手当とボーナスが出されていない。
ナイジェリアサッカー連盟の関係者は取材に対して以下のように話し、女子代表チームがボイコットを計画していることを明らかにした。
関係者
「選手がボーナスや手当の未払いに不満を言っても、監督と2名のアシスタントも3月に任命されたときから給料は支払われていない。
これを明らかにしなければならないことは申し訳ない。しかし、財源に関しては本当に悪い状況が続いており、隠し通すことは出来ない。我々は多くのことをやらなければならないが、お金が間に合わない。
重荷を担いでいるアマジュ・ピニック会長のことは気の毒に思う。
火曜日に私はアブジャ国立競技場で行われた練習を訪れた。コーチの状況は気の毒だ。彼女は父の葬儀代を探していると聞いた。給与無しで8ヶ月働くことができる人がどこにいるというのだ?
ピニック会長は、A代表をワールドカップ予選でアルジェリアに送るため、そして女子U-20をパプア・ニューギニアに送るための金を探している。
スーパー・ファルコンズ(女子代表)の問題が解決されることを願っている。彼女らは、支払いがなければカメルーンへ行かないことを示している」