輝かしい偉業を成し遂げた選手にだけ許される「永久欠番」。

プロ野球の世界では先日、広島カープが今季限りでユニフォームを脱いだ黒田博樹投手の「15番」を永久欠番とすることを発表したが、もちろんサッカー界にも数え切れないほどの永久欠番が存在する。

今回はそんな「永久欠番」にまつわるエトセトラをご紹介しよう。

ちょっと変わった理由のパターン

3番:パオロ・マルディーニ(ミラン)

チェーザレとパオロ、2代に渡ってACミランに大きな貢献をしたレジェンド、マルディーニ親子。2009年に現役を離れて以降、パオロが着けていた3番は誰にも与えられていない。

しかし、これは正式には「永久欠番」ではない。フランコ・バレージの6番とは違い、どちらかと言えば「予約されている」と言った方が正しい。つまり、パオロの息子がミランに入団した場合、この番号を付けることが決まっているのだ。

パオロの息子に当たるクリスティアン・マルディーニは20歳。ミランの下部組織に所属していたものの、その後退団・現在はレッジアーナからレンタルでマルタのハムルン・スパルタンズに所属しており、やや望みは薄くなった。

しかし、次男のダニエル・マルディーニはまだミランの下部組織に所属しており、「高い才能を備える」と評価されている。ただ、ダニエルはストライカーなので、もしトップチームに上がれば「3番の点取り屋」が生まれることになるわけで…。

【次ページ】その2