『BBC』は「ザンビアサッカー協会(FAZ)は、国際サッカー連盟(FIFA)に合わせた規約を作るため、国家と対立する可能性がある」と報じた。

FIFAは人種や宗教、性的嗜好に関する差別を禁じており、それらの行為が行われた場合には何らかの罰則が与えられる。

そして、ザンビアサッカー協会は今回自国の規約を見直し、FIFAに合わせた形でそれらの差別に対する対決姿勢を明らかにしようという議論があるという。

ところが、ザンビアはアフリカに35カ国ある「同性愛を法律で禁止している国」の一つ。もしそれに違反した場合、最大15年に及ぶ懲役刑が課せられる。

これはザンビアの国内でも広く支持された保守的見解であるが、ザンビアサッカー協会はFIFAの規約に準じたものを草案として提示しているという。

ポンガ・リウェウェ(FAZ事務局長)

「この草案は、FIFAの規約に沿ったものであり、これは議論のために作られた。これに合意するかしないか、最終的なものに提言を組み込むかどうかはFAZのメンバーの権利である」

なお、ザンビアサッカー協会の規約の構成についてはFIFAからも協力が行われており、8月に関係者同士のワークショップが行われているという。

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