8. ウスマヌ・デンベレ

生年月日:1997/05/15 (19歳)
国籍:フランス
所属クラブ:ドルトムント(GER)
ポジション:FW
利き足:左足

今最も「ブレイクしている」両利きの選手といえば、ウスマヌ・デンベレだろう。レンヌで昨季プロデビューしたばかりでありながら、今や世界でもトップレベルのドリブラーだ。おおよそ「パサー」が多くなる両利きであるが、彼はその技術をドリブルに生かしている。どちらの方向にも抜ける、シュートも打てる、パスも出せる。それが彼をなおさら止めにくい選手にしている。ディフェンダーとしては右だけを切っても左だけを切ってもダメだ。どちらでも同じようにスピードを上げられてやられてしまうのだから困ったものである。なお、本人曰くどちらかというと左利きとのこと。ただし、PKを右で蹴るのはシュートは「右のほうが巧く打てるから」らしい。

選出者:編集部K

9. セドリック・バルボーザ

生年月日:1976/03/06 (40歳)
国籍:フランス
所属クラブ:アヌシー(FRA)
ポジション:MF
利き足:右足

両利きの選手はそれなりの数が存在するが、「リーグ最高齢ゴール記録」を保有し、40歳になっても現役でプレーしているタフな選手はいない。唯一、それに該当するのはセドリック・バルボーザだけだ。モンペリエではあの廣山望選手とともにプレー。それだけで彼の歴史が分かりそうなものだが、その後レンヌ、トロワ、メスと渡り歩き、エヴィアンで30代後半にして全盛期を過ごした。正確なパス、両足で蹴り分けるセットプレー、そしてリーグアン最高齢ゴールとなる38歳+10ヶ月と13日という記録を作った得点力。今季もアヌシーで現役を続けており、11日の試合で加入後初ゴールを決めた。

選出者:編集部K