『ESPN』は「元マンチェスター・ユナイテッドDFジョン・オシェイは、17歳のクリスティアーノ・ロナウドにやられたのは時差ボケだったからだと説明した」と報じた。
現在世界最高の選手として評価されるクリスティアーノ・ロナウド。彼が知名度を高めたキッカケは、何と言っても2003年のマンチェスター・ユナイテッド移籍である。
プレシーズンマッチでジョン・オシェイと対面したロナウドは素晴らしいパフォーマンスを見せ、ファーガソン監督の希望によりユナイテッドと契約を結ぶことになった。
しかし、オシェイが言うにはその時酷い時差ボケで本調子ではなかったとのこと。
ジョン・オシェイ
「我々はアメリカのツアーから戻り、そのまま凄い時差ボケを抱えてリスボンへと行ったんだ。
普通は誰もが試合に出たがるものだが、この試合の前の晩は誰もがほとんど眠れないような状況だったんだ。みんな早朝の2時、3時、4時に目覚めて、そこから眠れないまま過ごしていた。
だから誰もが出たくなかった。しかし我々は試合に向けて『最高だ』と言わなければならない。数人の選手は、スタメンではなかったことに明らかに喜んでいたね!
僕は右サイドバックで先発だった。そしてキックオフの少し前に目をやると、若いロナウドがまっすぐこちらを見つめていたよ。彼は完全に集中していたし、準備ができていた。
何人かの元同僚が書いている本では、いくつかかなり誇張された情報が書かれている。どれだけ僕がその後ロニーにチンチンにされたかということについてね!
僕の『バージョン』は違っていたとはいえ、彼はいい試合をした。若い選手が再三再四襲いかかって、右に左に振り回し、ゴールからどんなに離れていてもシュートを打ってくる。
時差ボケのことを考えろと思ったけれども、それが誤解される形で、監督は試合後にすぐロナウドと契約したがった。なぜなら彼はあの夜、僕に対していいパフォーマンスを見せたからだ。
監督は彼をすぐに求めていた。ローンでスポルティングに残すことよりもね。そして彼は悪い選手にはならなかったよね」