『FourFourTwo』は「ローマのイタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシは、クラブとの契約交渉が行われていないことを明かした」と報じた。
ローマの下部組織出身のデ・ロッシ。2001年にトップチームへ昇格した後、15年間に渡って所属し続けている。
しかし、彼の契約は今季限りとなっており、以前からアメリカ・メジャーリーグサッカーへの移籍など幾つかの噂も流れている状況にある。
27日に行われたペスカーラ戦でセリエA400試合出場を成し遂げたデ・ロッシは以下のように話し、契約交渉はまだやっていないと語った。
ダニエレ・デ・ロッシ
「何も変わっていないよ。我々はそれ(契約更新の交渉)について話してはいない。
僕が集中しているのはリーグの順位表だけだ。これがどのようなものになっているのか知っている。チェックする必要はない。その他は当面極めて重要なものではない」
しかし、ローマのディレクターを務めているバルディッソーニ氏は『Mediaset』に対して以下のように話し、デ・ロッシとの交渉は今後行っていくと宣言。関係を切る理由はないと語った。
マウロ・バルディッソーニ(ローマ ディレクター)
「ダニエレはフランチェスコ・トッティのように特別な選手だ。ここに家を持ち、通常の契約を超えた関係を持っている。
我々は、これについては今後話していくだろう。この関係を続けない理由はないと見ている。したがって、落ち着いて交渉していく。
契約の更新を待っている多くの選手がいる。しかし、我々に問題はない。なぜならマノラス、ナインゴランはまだ長い契約期間を残しているからだ」