ベシクタシュのスタジアム付近で起きた爆弾テロ事件では、多くの警察官が犠牲になった。
同じくイスタンブールを本拠地とするガラタサライはこの日、ガジアンテップスポルと対戦。トルコ・テレコム・アリーナでの試合ではこんなシーンがあった。
ゴールを決めたガラタサライMFヤシン・エズテキンが、警官たちのもとに駆け寄ると抱擁を交わしたのだ。
Yasin Öztekin attığı golden sonra asker selamı verdi ve Çevik Kuvvet polislerine sarıldı...#PolisiminYanındayım pic.twitter.com/wu5hVH11Kx
— Yeni Şafak (@yenisafak) 2016年12月11日
この日ハットトリックの活躍を見せて3-1の勝利に貢献したエズテキン。試合後にはテロで亡くなった方たちの冥福を祈りたいとしつつ、こう述べていた。
ヤシン・エズテキン(ガラタサライMF)
「ハットトリックは初めてだった。
今日は得点を決めたかったし、警察官のもとに行きたかった。
彼らなしに、我々の安全はない」
なお、試合前には黙祷が捧げられ、ガラタサライの選手たちが警察官にカーネーションを贈る場面もあった。