『New York Times』は、「ローマの元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティがインタビューに答えた」と報じた。
1976年生まれのトッティ。今年ついに40歳の大台を迎え、ローマとの契約も今季限りとなっている。
それでも出場すればファンタジーあふれるプレーを見せつけており、今季も7試合の途中出場だけで2ゴール2アシストを決め、存在感を発揮している。
彼はインタビューに対して以下のように話し、ローマへの愛が全てのものより大きいと語った。
フランチェスコ・トッティ
「ローマとサッカー、その両方が愛すべきものだ。僕はそれらと結婚しているようなものだ。
サッカーは、僕にとって情熱だ。ただの試合を超えたもので、それが全てなんだ。
しかし、それら全てを超えているのが、ローマへの愛だ。僕はいつもローマとともにあった。それ以外には何もない。
僕はプレーし続ける。なぜなら、まだそれを楽しんでいるからだよ。まだ情熱を持っている。練習に行きたい。仲間に会いたい。他の選手ともともにいたい。
そして、僕は自分を幸せにしてくれる限り、できるだけサッカーを長く続けていくだろう。
引退する時は、チームとの旅を懐かしく思うだろう。仲間と冗談を言い合い、朝食を食べて、一緒にプレーして……小さな習慣の全てをも。
サッカーを終えたあとの人生については考えていない。しかし、他の人生が待っていることは分かっている。他の世界がね」