『Punch』は「ナイジェリア・プレミアリーグを担当している審判協会は、手当の額を巡って管理会社と対立している」と報じた。

先日から大きな話題になっているナイジェリア女子代表の立てこもり問題。

アフリカ女子ネイションズカップで優勝した彼女らは、手当やボーナスが全て支払われるまで現地のホテルを出ることを拒否しており、サッカー連盟の対処もなかなか進んでいない。

しかし、国内リーグでもナイジェリアの経済的な問題というのは大きなものになっているようだ。

来月開幕される予定となっている新シーズンが、審判協会のストライキによって延期される可能性があるのだという。

昨季のプレミアリーグでは、審判には1試合ごとに7~10万ナイラ(およそ2万6000~3万8000円)が支払われていた。しかし、審判協会はそれを12~15万ナイラ(およそ4万5000~5万6000円)に増加させることを求めている。

ナイジェリアでは旅をするための費用が近年増加しており、匿名の関係者は「ラゴスからマイドゥーグリまで行ってホテルに泊まれば、7万ナイラは何も残らない」と明かしているという。

これらの報酬の低さによって新たな審判のなり手がいないという弊害が出ているほか、買収の危険性も増加しているとのことだ。

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