トライアウトの参加資格は「17歳から25歳までの男性」。多くの日本人選手とともに、韓国などアジアの他の国からの参加者もいた。

西海岸の大都市ロサンゼルスをホームとするギャラクシーが、東アジアの日本でトライアウトを行う――。その狙いはいくつかあるに違いない。

トライアウト初日、ピッチ脇には今年バンクーバー・ホワイトキャップスでプレーした元・柏レイソルFW工藤壮人の姿が(写真左。完全に後ろ姿だが…)。隣もアメリカでのプレー経験がある山田卓也だ。

今回、MLS初となる国外でのトライアウトは大きな注目を集めており、他にも5日前にMLSカップを戦ったトロントFCの遠藤翼、2日目にはMLS初の日本人選手で現在NASL(北米サッカーリーグ)のラーヨOKCに所属する木村光佑が顔を見せていた。

「技術面や戦術面など、これまでのトライアウトの中でもハイレベルだった。選手全体のレベルが高く、今後も続けていきたいと感じた」と、LAギャラクシーのスタッフも満足した様子だった今回のトライアウト。参加者の中から最低でも5名の選手が、来年2月にロサンゼルスで行われるLAギャラクシーIIのプレシーズンキャンプへ無償招待される。

今回のチャンスを生かし、MLSのピッチに立つ選手が出てくるのか。それが分かるのは少し先だが、やはりこうした動き自体が注目に値する。

Qolyでは今後もMLSの動向を継続的に追っていきたい。

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