12月の15日と16日、MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーが千葉県千葉市でJAPANトライアウトを開催。この気になる動きを追ってQolyも会場へ駆けつけた。

1996年にリーグがスタートし、今年で20周年を迎えたMLS。その記念すべき2016シーズンは、リーグで断トツの動員を誇るシアトル・サウンダーズが念願の初優勝を飾った。

2016シーズンのMLSの平均観客数は21,692人。2015シーズンの21,574人に比べると微増ではあったが、今季のJ1の動員が平均17,968人であったことを考えればリーグの発展ぶりが感じられるはずだ。

そのMLSのトップクラブの一つ、LAギャラクシーが今回、日本でのトライアウトを実施した。

会場はジェフユナイテッド千葉のホームスタジアム、フクダ電子アリーナに隣接するフクダ電子スクエア。人工芝2面のピッチに約150名の参加者が集い、ゲーム形式のトライアウトに臨んだ。

今回実施されたのは、正確にはLAギャラクシーのセカンドチームである若手主体の「LAギャラクシーII」のトライアウト。チームはアメリカの実質3部に当たるUSL(ユナイテッドサッカーリーグ)に所属しており、2016シーズンは西地区の5位に入っている。

そうした中で、LAギャラクシーは2017シーズンから今年までセカンドチームを指揮していたカート・オナルフォが監督に就任することが決定。

元々トップチームとセカンドチームの間で選手の行き来が激しいという彼ら。来季以降もそれが続くことは間違いなさそうだ。

ちなみに、本来はこのオナルフォ氏も来日するはずだったが、直前にトップチーム昇格が決まったため新チームのスタッフが選手たちのスカウティングを行っていた。

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