『Sky Italia』は、「ゼニト・サンクトペテルブルクのベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルは、中国への移籍を検討している」と報じた。

かつてベンフィカからロシアへと移籍したヴィツェルであるが、以前からチームを離れる方針であると伝えられてきた。

契約は2017年夏までとなっており、半年前にはユヴェントスへの移籍が間近となっていたものの、マーケット最終日に破談になっている。

この冬は改めてユヴェントスとの交渉を進めるものと考えられていたが、どうやらその流れは変わりつつあるという。

彼に対して関心を寄せているのは、ゼニト・サンクトペテルブルクでも師弟関係だったアンドレ・ヴィラス=ボアス監督が率いる上海上港。

先日オスカルを獲得したばかりであるが、ヴィツェルに対しても4年間の総額で7200万ユーロ(およそ88.3億円)というとんでもない給与を提示しているというのだ。

ユヴェントスは既にベネズエラ代表MFトマス・リンコンの獲得が間近に迫っており、メディカルチェックが行われていることも公表されている。

ということは、この動きはヴィツェルの獲得が難しくなったと判断してのものとも考えられる。もしかしたら、中国への移籍はかなり実現可能性が高いのだろうか?

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