14日、『Liverpool Echo』は「リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、冬の移籍について語った」と報じた。

アフリカ杯でサディオ・マネが離脱し、ジョエル・マティプやフィリペ・コウチーニョらを怪我で欠いているリヴァプール。日曜日にはその状況でマンチェスター・ユナイテッドとの戦いを迎えることになる。

また、今冬リヴァプールはユリアン・ドラクスラー、クリスティアン・プリシッチ、ユリアン・ブラントとの3名を狙っていたと言われるが、これらの補強にも失敗している。

クロップ監督はこれらの補強についても質問に対して以下のように答え、適切な選手というのは多くないと語った。

ユルゲン・クロップ

「君たちと私の違いは、全体的な状況を考えなければならないという点だ。

もしその3選手が今いたとしよう。数週間前にここに来ていたとしよう。その時は誰もがいいパフォーマンスをしていた。それらの選手は、その時にチームを助けられなかっただろう。

選手にはリズムを与えるのが好ましい。常にプレーし、必要とされていると感じられるようにね。

我々にとって適切な選手は、『プレーすることが可能で、そのクラブが売りたいと思っている者』だ。

それは現時点で本当に難しい。高いクオリティを持つ者を売りたい者などいないし、持たない選手などリヴァプールには必要ない。そういうことだ。

1~2試合のために選手を買うことはできない。それはナンセンスだ。我々はこの状況を乗り越えなければならない。もちろん、サディオ・マネがいないのはクールなことではないけどね。

もちろん、フィル(コウチーニョ)が怪我をしたのもそうだが、彼は復帰途上にある。同じレベルに戻ってこられるかというのは別の問題だがね。人間のやることだから。こんな風には(指を鳴らして)いかないよ。

ダニエル・スターリッジが怪我から戻ってきて、リズムが必要だ。ジョエル・マティプも怪我をする前は最高の調子を見せていた。これもクールじゃないね。

しかし、チームとして、この状況を乗り越えなければならない。強いグループになっていく中での利益を生かさなければいけない。

想像し、それを信じることができる。我々はいつもメンバーをどうやって強くするかを考えている。

経営陣からの問題は一切ない。彼らは考えていない。あまりにも多くのコストを冬にかけなくてもいい。我々は正しい選手だけを考えている」

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