29日、イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは「フランス代表MFディミトリ・パイェットのマルセイユ移籍交渉が合意に達した」と公式発表した。

移籍金については2500万ポンド(およそ35.6億円)で決着したと公表されており、『Telefoot』によれば4年半の契約が結ばれるという。マルセイユ側からはまだ公式発表はないが、それも時間の問題であると考えられている。

今冬のマーケットで大きな話題になっていたパイェットの去就。イングランド・プレミアリーグで大活躍を見せてEURO2016にも出場した彼であるが、クラブでのプレーをボイコットするという手段に訴え、古巣マルセイユへの移籍を求めていた。

その行為に対しては各方面から賛否両論が相次ぎ、世界的に大きな議論が繰り広げられていた。

ウェストハム・ユナイテッド側は彼を売却することを拒否していたものの、パイェットはU-23での試合出場も拒否するなど態度を硬化させており、最終的には合意せざるを得なくなったようだ。

【厳選Qoly】この冬、Jリーグにやって来るかもしれない外国人選手たち(2024-25年/MF・DF・GK編)