『Le Parisien』など各メディアは27日、「マルセイユとウェストハム・ユナイテッドの間で行われていたディミトリ・パイェットの移籍交渉が合意に達した」と報じた。
今冬のマーケットで大きな話題の一つになっているのがディミトリ・パイェットの去就だ。ウェストハムで活躍しEURO2016にも出場することに成功した彼であるが、現在クラブでの練習も拒否している。
古巣であるマルセイユへの移籍を求めていることが理由だとされており、そのストライキ行動に対しては各方面から賛否両論が巻き起こった。
英雄から裏切り者に…パイェットの嫌われ方が壮絶すぎる https://t.co/Nf4izwY3Ji
— Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年1月15日
ウェストハム側は一貫して売却を拒否してきたものの、記事によればついに両者の間で移籍金の額について合意が形成されたという。
その数字は3000万ユーロ(およそ36.7億円)、あるいは3200万ユーロ(およそ39.1億円)であると伝えられている。
スラヴェン・ビリッチ監督は彼を放出することには前向きではないものの、再投資ができるだけの額を早めに手に入れられれば仕方がないと考えているようだ。
ただ、現在のところ支払の方法や仕組みについて合意が形成されていないため、まだ細かいところで詰めが必要だそうだ。
しかし、少なくとも48時間以内にはパイェットのマルセイユ移籍は公式に発表される見込みで、それに合わせてかなり盛大なセレモニーが行われるという。