ジョゼ・モウリーニョ監督の就任後、マンチェスター・ユナイテッドで出番を失っていたバスティアン・シュヴァインシュタイガー。
公式戦での出場は数えるほどしかなく、U-23チームでの練習を命じられるなど屈辱的な扱いを受けていた。
それでもシュヴァインシュタイガーはクラブに忠誠を誓い、この冬もチームに残ることを決断。そして29日、FAカップのウィガン戦で今季初先発を飾ると、試合終了間際に待望の瞬間が訪れる。
3-0とリードして迎えた81分、ウェイン・ルーニーのコーナーキックをヘンリフ・ムヒタリャンが頭で合わせ、こぼれたボールをシュヴァインシュタイガーがバイシクル!難しい体勢であったが、右足のアウトサイドで合わせ試合を決定づける4ゴール目を奪った。
シュヴァインシュタイガーにとってこれは今季初ゴール。得点後にはテニスをするようなセレブレーションを見せたが、妻で元テニスプレーヤーのアナ・イヴァノヴィッチに向けたメッセージだろうか。
シュヴァインシュタイガーはこの試合でマルアヌ・フェライニの先制ゴールもアシストしており、指揮官にいいアピールができたようだ。
ユナイテッドは5回戦で、ブラックバーン・ローヴァーズと対戦する。