『Dailycannon』は8日、「チェルシー戦についてローラン・コシェルニが話していたことが、歪曲されてチーム批判と受け止められている」と報じた。
先日行われたチェルシー戦で3-1と大敗したアーセナル。その後メディアでは「ローラン・コシェルニが采配を批判した」と伝えられた。
その内容は「前線に選手を置いているためにカウンターを受けた」というようなものだった。そのまま聞けば、チーム戦術に問題があるというものになる。
しかしもともとのフランス語のインタビューにおいては、決してチームの戦術面を批判しているというものではなかったという。正確に翻訳すると以下のようになるとのこと。
ローラン・コシェルニ
「今、タイトルを獲得することは難しくなってしまったといえるだろう。
数学的にはまだ可能ではある。しかし、我々はそれが非常に難しいものになることを理解している。
我々は自分たちの基本に立ち戻る必要がある。自分たちのプレー、自分たちのパス、試合の動かし方のクオリティをだ。
個々でプレーしようとしすぎていたと思う。そして、もっとチームとしてプレーしなければならなかった。もっと多くの動きを使ってね」
こうなるとチーム戦術というより、個々の意識に問題があったという形に取れる。多くの言葉が違うわけではないが、僅かな変更だけで大きくニュアンスが異なってしまったようだ。