『BT Sports』は15日、「バイエルン・ミュンヘンのカルロ・アンチェロッティ監督とドイツ代表DFマッツ・フメルスは、アーセン・ヴェンゲル監督を賞賛した」と報じた。
今季でアーセナルとの契約が満了となるヴェンゲル監督。チームも中盤戦から徐々に調子を崩しており、プレミアリーグでは苦しい戦いが続いている。
スタジアムを訪れるファンからも退任論が出るなど、これまでにないほど追い詰められている状況にある。
しかし、チャンピオンズリーグのベスト16で戦うバイエルン・ミュンヘンの二人は、アーセン・ヴェンゲル監督に対して以下のようにコメントし、素晴らしい仕事をしていると語った。
カルロ・アンチェロッティ
「アーセン・ヴェンゲル監督は長い間アーセナルを指揮してきた。なぜなら、それは彼が上手くやっていたからだ。
強力な哲学、クラブとチームにおけるアイデンティティを構築できる可能性を備えている人物だ。
彼は多くの勝利をあげてきた。そして、豊かな経験も持っている。さらにアーセナルでファンタスティックな仕事をしてきたし、まだそれを続けている」
マッツ・フメルス
「ヴェンゲル監督は、我々が見てきた中で最も偉大な監督の一人だ。そして、僕は28歳であり、プロサッカーを見始めたころからずっとそこにいる人物だ。
彼は常に世界最高のチームにいる世界最高のコーチだった。そして、伝説的なシーズンも成し遂げたね。その時、彼らは一試合も負けなかったんだ」
しかし、15日に行われた試合でアーセナルはバイエルンに5-1と大敗し、ベスト8への進出はかなり厳しくなった。ヴェンゲル監督への風当たりもさらに厳しくなりそうだ。