18日、日産スタジアムで鹿島アントラーズvs浦和レッズの「FUJI XEROX SUPER CUP 2017」が行われた。
試合は鹿島が昨年同様にソツのなさを発揮し、相手にボールを持たせつつ速攻から何度も決定機を作る。
浦和はGK西川周作の好セーブで失点を防いだが、39分、遠藤康のフリーキックが決まって鹿島が先制。さらにカウンターから遠藤が右足で決め、鹿島が前半のうちにリードを2点に広げる。
苦しい展開を余儀なくされた浦和も74分、後半から投入された興梠慎三が小笠原満男に倒されてPKを獲得。これを自ら決めて1点を返すと、その直後、ズラタンのシュートがバーに当たり、そのこぼれ球を武藤が押し込んで同点とする。
試合は終盤に差し掛かりPK戦にもつれ込むかと思われたが、83分、後半途中に投入された鈴木優磨が遠藤航と西川の連携ミスを見逃さず、左足でゴールネットを揺らす。
この1点を守り切った鹿島が3-2で勝利し、2010年以来最多6度目の優勝を決めるとともに2017シーズンの幕開けを白星で飾った。