来月に開幕を控えているMLSのプレシーズンマッチでは、ビデオ・アシスタント・レフェリー制度(VAR)が試験的に導入されている。

このほど行われたニューヨーク・シティFC対ヒューストン・ダイナモのプレシーズンマッチで、ダビド・ビジャがVARによって退場を宣告された。

コーナーキック時の競り合いのなかで、相手DFアドルフ・ジョセフ・デラガルサの頬を叩いたビジャ。

当初、主審はビジャにイエローカードを提示したが、あらためてビデオでリプレイを確認。その後、一発レッドカードを突きつけた。

判定後、両チームの選手が揉めるようなシーンも。やはり試合が一旦中断してしまうのは、課題だろうか。

なお、MLSでのVARは、ゴールやPK、一発レッドカードや誤審など、試合を“変える”ジャッジについて主審をアシストする方法として導入されている。

ビジャはこの試合でゴールも決めていたのだが、結局ニューヨーク・シティFCは1-3で敗れている。

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