来月に開幕を控えているMLSのプレシーズンマッチでは、ビデオ・アシスタント・レフェリー制度(VAR)が試験的に導入されている。
このほど行われたニューヨーク・シティFC対ヒューストン・ダイナモのプレシーズンマッチで、ダビド・ビジャがVARによって退場を宣告された。
コーナーキック時の競り合いのなかで、相手DFアドルフ・ジョセフ・デラガルサの頬を叩いたビジャ。
当初、主審はビジャにイエローカードを提示したが、あらためてビデオでリプレイを確認。その後、一発レッドカードを突きつけた。
After video review, David Villa has been sent off.
Lesson: keep your hands to yourself. #NYCvHOU pic.twitter.com/Bp5t5QG3JU
— Houston Dynamo (@HoustonDynamo) 2017年2月19日
After video-assisted replay, @Guaje7Villa has been issued a red card and has been sent off
— New York City FC (@NYCFC) 2017年2月19日
判定後、両チームの選手が揉めるようなシーンも。やはり試合が一旦中断してしまうのは、課題だろうか。
なお、MLSでのVARは、ゴールやPK、一発レッドカードや誤審など、試合を“変える”ジャッジについて主審をアシストする方法として導入されている。
ビジャはこの試合でゴールも決めていたのだが、結局ニューヨーク・シティFCは1-3で敗れている。