『Gazzetta dello Sport』は7日、「ミラン副会長のパオロ・ベルルスコーニ氏は、交渉破談の可能性も考えていると話した」と報じた。

昨年夏に中国系コンソーシアムのシノ・ユーロップに株式を売却するための交渉を行ってきたミラン。

しかしその契約は遅れに遅れており、3月3日に予定されていた契約締結もまた延期された。これまで、手付金や延滞による供託金などだけで3億ユーロ(およそ359.8億円)が支払われている。

一部ではすでにシノ・ユーロップからは投資家が離脱しており、もはや資金も尽きかけているという推測もある。

パオロ・ベルルスコーニ氏は現在の状況について以下のように話し、もし破談になったら3億ユーロが手元に残ると語った。

【次ページ】「支払わなければベルルスコーニが残る」