『calciomercato』は9日、「ACミランのCEOアドリアーノ・ガッリアーニは、FWジェラール・デウロフェウの買い取りに動いている」と報じた。
今冬のマーケットでエヴァートンからミランにローン移籍したデウロフェウ。ここまで8試合に出場し、1ゴール2アシストを決めてきた。
プレミアリーグではあまり一貫性のないプレーが続いていたものの、イタリアという新天地でその才能を花開かせている。
記事によれば、ミランはすでに彼を完全移籍で獲得することを考えており、アドリアーノ・ガッリアーニ氏はアリエド・ブライダ氏に連絡を取っているようだ。
そこでなぜバルセロナのディレクターであるブライダなのか?
要するに、デウロフェウの契約にはまだバルセロナの買い戻し条項が付随しており、まずそこから解決しなければならないのである。
さらに、エヴァートンからのレンタルに際しても買い取り条項が付けられていないため、更に個別の移籍金交渉を行う必要がある。
そこでミランは今ワトフォードに貸し出しているエンバイ・ニァングを1500万ユーロ(およそ18.2億円)で売却することによって、夏の資金を調達したいと考えているとのことだが…。