スコットランドで驚きの退場劇があった。2部リーグ、ダンディー・ユナイテッド対ハイバーニアン戦で…。

クロスボールを押し込んだのは、ハイバーニアンFWジェイソン・カミングス。だが、彼は手を使ってシュートをしており、これは完全にハンド…。

思わず手が出てしまったのだろうが、ゴールした直後の突っ伏したリアクションはやってしまった…という感じにも見えた。

このプレーでこの日2枚目のイエローカードを受けたカミングスは退場に。

ただ、彼は前半にゴールを決めており、それが決勝点となってチームは1-0で勝利している。

ちなみに、カミングスは昨年のダンディー戦でGK川島永嗣相手にパネンカを試みるも大失敗に終わり、大ブーイングを浴びた選手。ただ、この時も最後には勝利を決めるウイニングPKを決めている。

今回も退場にはなったものの決勝点を決めており、何か持ってる選手なのかもしれない。

試合後、ハイバーニアンのニール・レノン監督はカミングスについてこう述べていた。

ニール・レノン(ハイバーニアン監督)

「ジェイソンは馬鹿をやったね。彼もそれを分かっているし、後悔を感じているさ。

だが、私に勝利をくれたのも彼だ。

彼は学ばなくてはならない。我々が試合を完全にコントロールしていた最後の10~15分間、チームメイトたちをがっかりさせたんだからね。

若者だが学ぶ必要がある。とはいえ、すごい才能を持っているよ」

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