『ESPN』など各メディアは14日、「ユヴェントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、イタリアで行われる論争を批判した」と報じた。

先日行われたミランとの試合を2−1と制したユヴェントス。しかし後半アディショナルタイムにPKを得て勝ち越すという展開に、ミラン側は激しい抗議を行っていた。

メディアでは「ユヴェントス・スタジアムの備品をミランの選手たちが破壊した」という記事も出るほどの状況となっている。

これらの件について聞かれたアッレグリ監督は以下のように話し、それらの論争は少年のいいお手本にならないと語った。

マッシミリアーノ・アッレグリ

「ドレッシングルームが破壊されたかどうかについては話さない。見ていないからね。

与えられるのは私のリアクションだけだ。そして、それらは時間がかかることだと思うし、別の機会に話すべきだ。

イタリアのサッカーは全く違った道に進まなければならないと思うよ。我々は明らかに良いお手本になっていない。

すなわち、人生においてはルールがあり、それを学び、リスペクトするべきだと思う。特にアカデミーに所属する少年たちには。彼らは小さな頃からセリエAを見ているんだ。

金曜日に起こったことだけではない。あれはこの長い歴史の中で最新のケースというだけだ。

勝って、そして負ける。その文化が必要だ。しかし、これは2分では語れない話題だ。自分に考えはあるが、イタリアでは難しいものだ。

イタリアでの我々は、約束をして、それと逆のことをやる。建設的に進めたいならば、将来のためのプランを改善していく必要がある。これは私の意見だがね」

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