マッシミリアーノ・アッレグリ
「金曜日の試合は、激しい戦いをした2チームの美しい試合だった。そして、勝ちに値したのはユヴェントスだった。もうひとつは、このリーグで素晴らしいことをしようとしているチーム、ミランだった。
我々は23試合に勝ち、1試合に引き分け、そして残念なことに4試合に敗れたチームだ。
8月27日のシーズン開始時からの事件をリストアップすれば、自分たちを利するものだったもの、自分たちの利益に反するものの両方がある。
メモリーカードは満タンだよ。終わることはない。
前にも言ったように、結局我々は自分たちの利益に反するものだけを覚えているのだ。自分たちが得をしたものではなくね。
ある週には我々は審判を攻撃する。ペナルティキックを与えなかったからと言ってね。しかし、次の週には我々に得になる判定があったりする。
我々は狂気の沙汰にいるよ。イタリアは狂気の沙汰にある。
間違いは起こるものだ。事件は起こるものだ。それは普通のことだよ。それぞれが違う道を歩むのならね。
私はユヴェントスの監督として話してはいない。22歳と5歳の息子の父親として話している。誰もが違った道を歩むべきなのだ。
これはイタリアのサッカーを壊すべきということではない。前を見なければならないということだ。働いていないものを改善しなければならないのだ。
何があったかについて考えるのはエネルギーの浪費である。だから、我々は論争の罠に嵌ってこなかったのだ。働き続けて、結果を得なければならない。
これはシーズンの重要なポイントだ。選択肢はない。ローマは92ポイント、ナポリは90ポイントまで獲得できる可能性がある。我々も勝点を伸ばさなければ。
長い道のりがある。結局は、話をすることで気を散らすことはできない。重要なのは結局結果なのだ」
イタリアは全体的におかしい…アッレグリ監督、父親として激論
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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