『Radio CRC』は18日、「ミーノ・ライオラ代理人は、ミラン買収に動いている投資家に怒りを見せた」と報じた。
ミランの若き守護神ジャンルイージ・ドンナルンマの代理人を務めているミーノ・ライオラ氏。契約はあと1年半となっているが、ミランが中国系コンソーシアムへの株式売却交渉を進めているため、それを保留した状態にある。
しかし、肝心のクラブ売却交渉は遅々として進んでいない。中国系コンソーシアムのシノ・ユーロップは何度も資金不足から契約締結を延期してきた。
これまでに延滞によって2億ユーロ(およそ242.6億円)の供託金を支払ってきたが、今月3日に予定されていた3度目の期日は守れず。
しかも、その延滞による供託金1億ユーロ(およそ121.3億円)は10日が期限だったもののまだ支払われておらず、ベルルスコーニ会長もかなり怒っていると伝えられる。
ドンナルンマの契約交渉を進めたいミーノ・ライオラ氏は以下のように話し、中国を信じることはできないと語った。
ミーノ・ライオラ
「1ヶ月前、私はミランとの間に協定を結んだ。ジャンルイージ・ドンナルンマについては話をしないと。
彼はミランの選手だ。しかし、我々はミランの状況がどうなっているのかも知っている。
ドンナルンマは自分の仕事に集中している。私もそうだ。そして、契約はあと1年半だ。
中国の投資家は中国の投資家であるが、最初と今では全く違ったものになっている」