MF ホセ・マウリ(1996年生まれの20歳)
若手選手が監督の構想に入るための最も一般的なルートはレンタル移籍だろう。今季はエンポリに貸し出されているマウリは、パルマ時代に弱冠17歳でデビューしたアルゼンチン出身のセンターハーフだ。
確かな技術を持ちつつ、守備で相手の芽を摘むのを得意としている。「マスチェラーノの後継」とも言われており、2015年にミランに引き抜かれた。今季はセリエAで11試合に出場している。
FW パトリック・クトローネ(1998年生まれの19歳)
ミランではどんなストライカーも、シェフチェンコやインザーギ、そしてグンナー・ノルダールらと比較されることになる。クトローネは現在プリマヴェーラで最も期待される選手のひとりだ。
今季は19試合で16ゴール。ボックス内で輝きを放つ彼は、ユースレベルではその得点本能を証明している。トップチームでも背番号63としてすでにベンチ入りを果たしており、今季中にデビューしたとしても驚きはない。