『The SUN』は19日、「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督は、2015年にトマ・レマールを取り逃していた」と報じた。
現在モナコで大きな注目を集める存在となったトマ・レマール。
170cmと小柄で細身な体型ながらも、動きの質と量を兼ね備え、正確無比な左足のキックで自在にチャンスを作り出すMFである。
既にフランス代表でもデビューを果たしており、ペップ・グアルディオラも高く評価するという新鋭だ。
記事によれば、アーセナルは2015年の段階で彼と契約を結ぶチャンスがあったのだという。
現在チェルシーで活躍しているエンゴロ・カンテ、そしてトマ・レマールの2名で1500万ユーロ(およそ17.4億円)という価格で獲得できる状況だったようだ。
しかし、最終的には他のターゲットに目を向けることとなり、アーセナルは今世界に名を轟かせる2名の選手を逃していたとのこと。
これを明かしたのはフランスのサッカーに精通した専門家のジル・ファヴァールだ。
最終的にカンテは560万ポンド(およそ7.7億円)でレスターへ、レマールは200万ポンド(およそ2.7億円)でモナコへ移籍していることから、これはかなり当時の価値としては割高であったことは確かなのだが…。