各国リーグも最終盤を迎え、最も熾烈になっているのが残留争いだろう。

ブンデスリーガ2部は17位と18位の2チームが自動降格となり、16位のチームが入れ替え戦に回るというレギュレーション。現時点で最下位のカールスルーエの降格が決定しており、他の数チームが残りの椅子を争っているという状況だ。

そんななか、残留争いの真っ只中にあるチームが試合前に行った情熱的なスピーチが話題だ。

アーミニア・ビーレフェルトは第32節を終えて自動降格圏内の17位に沈んでいた。

第33節でホームに迎えるのは、3位につけるアイントラハト・ブラウンシュヴァイク。仮にこのゲームに敗れれば、他会場の結果次第では降格が決定しまうという難しい状況だった。

そんな大一番の試合前、アーミニア・ビーレフェルトのロッカールームではこんなスピーチが行われていたようだ。

ドイツ語で話されているためその意味は分からなくても、それでも鳥肌が立ってしまうような雰囲気だ。

このスピーチを行ったのは、ビーレフェルトでコーチを務めるカルステン・ルンプ。話した内容は以下の通りだ。