『South China Morning Post』は26日、「香港代表MFクリスティアン・アナンは、言語について話した」と報じた。

ガーナ生まれのアナンは、2005年香港の東方足球隊に加入。その後大埔足球隊に移籍し、2013年までプレーした。2013年からは名門クラブ傑志へ移り、現在はペガサスFCに貸し出されている。

9歳年下だと年齢詐称をしていたため今年で39歳となることが判明しているが、香港代表チームの一員として昨年まで招集を受けていた選手だ。

彼は今回香港教育大学で行われた都市文化シンポジウムに出席し、言語の重要性について語ったという。

クリスティアン・アナン

「間違いなく僕は香港人だ。中国や台湾に行き、広東語で話し始めると、驚かれるね。彼らは僕の肌の色を見て、『どこから来たの?』と尋ねる。『香港だよ』と言うと、また彼らは驚くんだ。

初めは、チームメイトの言葉の意味を尋ねて、英語で書き留めて行ったんだ。

ゆっくり、ゆっくりと学んでいった。サッカーに関する言葉から始めなければならなかったね。そこから進歩していった。

覚えているのは、レストランに行った時のことだね。僕はティッシュペーパーが欲しくて、ウェイターに『zi gan』と言ったんだ。

そうしたら彼は奇妙な顔をして、僕にスプーンを渡した。『ci gan』をね!もうスプーンを持って食べ始めていたのにね(笑)」

「僕が広東語を話すと、地元の人がとても親切にしてくれるんだ。

何かを買う時、英語で『How much?』と聞くと、15〜20ドル(およそ1670〜2220円)と教えてくれる。次の日に広東語で『gei cin?』って聞くと、10ドル(およそ1100円)になるよ!

香港に来るほとんどの外国人は、仕事をして帰るだけ。彼らは言葉を気にしていない。しかし、それは大きなアドバンテージになるんだよ。

全ては情熱、文化への愛、そして同調なんだ」