イタリア・セリエAのローマは「エウセビオ・ディ・フランチェスコ監督と契約した」と公式発表した。

契約期間は2019年夏までの2年間となっている。

選手としてもローマで1997〜2001年までプレーしていたディ・フランチェスコ監督。2005〜06年にはローマのチームマネージャーを務めており、11年ぶりの復帰となる。

2012年からはサッスオーロの監督を務め、マペイの厚い支援を受けたチームを躍進させるなど手腕を発揮していた。

ローマは今季限りでルチアーノ・スパレッティ監督が退任(インテルへ移籍)し、指揮官不在となっていたが、マーケットの再会を待たずに新監督との契約に成功した形である。

なお、アシスタントのフランチェスコ・トルネイ、技術コーチのダニーロ・ピエリーニ、フィットネスコーチのニカンドロ・ヴィツォコなど主要なスタッフの引き抜きも行うとのこと。

また、サッスオーロとの間では現在その他にもロレンツォ・ペッレグリーニの獲得に向けた交渉があるという。

かつてローマに所属していたペッレグリーニは、その契約に1000万ユーロ(およそ12.3億円)の買い戻し条項が記載されている。

しかし、それは6月30日までに行使される必要があるもので、ローマはファイナンシャル・フェアプレーの条件に合致させなければならない。

そのため、経営面との兼ね合いがいくつかの問題を発生させる可能性があるとのことだ。

なお、他にもローマは元イタリア代表FWマルコ・ボッリエッロ(カリアリ)にも打診を行っているという。今季はエディン・ジェコのサブが薄かったことから、ビッグクラブでの実績がある彼を1年契約で獲得したいということだそう。

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