先日、ミランとの契約が更新されないことが確認されたジャンルイージ・ドンナルンマ。

16歳でミランの守護神に定着した彼は、シニアの選手として初めての契約を結べる年齢になったものの、結局移籍することになりそうだ。

契約は来年夏までとなっており、今夏か来年1月に売却されなければフリーエージェントになる。ミランにとっては頭が痛い問題となった。

これまでその後釜として伝えられてきたのがネト(ユヴェントス)、マッティア・ペリン(ジェノア)、ヴォイツェフ・シュチェスニ(アーセナルからローマに貸出中)、ベルント・レーノ(レヴァークーゼン)らだ。

しかしネトはユヴェントスの希望額が1000万ユーロ(およそ12.2億円)で、ミランは700万ユーロ(およそ8.6億円)以上は出したくない模様。マッティア・ペリンは1500万ユーロ(およそ18.3億円)と高い上に怪我を抱えており、シュチェスニはユヴェントスへと移籍する可能性が高まっている。

レーノについては既にミランとレヴァークーゼンのルディ・フェラーSDが接触しているとのことだが、まだ具体的な進展はないようだ。

しかし、ドンナルンマはレアル・マドリーへの移籍を希望していると言われており、パリ・サンジェルマンは拒否しているという報道もある。なんとそこには「ケイロル・ナバスとドンナルンマのトレード」という驚愕の案も浮上しているという。

しかし一方、『RMC』が伝えているのは、「もうひとつのトレード案」。

狙っているのはパリ・サンジェルマンのドイツ代表GKケヴィン・トラップで、ドンナルンマを売却すると同時に守護神も交換しようというものらしい。

トラップの価格は1800万ユーロ(およそ22億円)に設定されているとのことで、差額を考えればミランは収益を得られる取引だ。

情報が錯綜しまくるドンナルンマの去就。一体どこに着地するのか、注目が集まる。

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