現在Jリーグで下位に沈んでいる大宮アルディージャ。特に攻撃陣の得点力不足に苦しんでいるが、ここで大きな補強を行った。

それは韓国Kリーグ・クラシックの済州ユナイテッドでプレーしていたブラジル人FW、マルセロ・トスカーノだ。

これまでブラジルの下部リーグとポルトガル、韓国でしか活躍は見せていないものの、一部では「隠れた名選手」として有名だ。

韓国では済州ユナイテッドをAFCチャンピオンズリーグに導くなど輝きを放った彼とはどんな選手なのか?

マルセロ・アパレシド・トスカーノは1985年生まれの32歳。デビューしたパウリスタから一度スイス2部のローザンヌに移籍したが、そこでほとんど出られずに終わっている。

その時23歳ということで、近年のブラジル人にしては比較的遅咲きの選手であると言える。

転機になったのは2009年に移籍したパラナでのプレーで、2部ながらも1年半で15ゴールを奪うなど得点力を開花させ、2010年にポルトガルのヴィトーリア・ギマランエスに移籍することとなった。

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