ミランとの契約延長を拒否したGKジャンルイージ・ドンナルンマ。18歳の守護神を巡る騒動はいまだ収束していない。
『Mediaset Premium』が新たな情報を伝えていた。
彼の代理人であるミーノ・ライオラ氏とミランは泥仕合の様相を呈している。ただ、ドンナルンマの家族とライオラの意見も合致していないという。
そんななか、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は個人的にドンナルンマの家族のもとを訪問。指揮官とクラブは、説得のための懐柔策に乗り出しているという。
だが、これに対してライオラは激怒。従弟であるエンツォを、現在ドンナルンマがU-21欧州選手権を戦っているポーランドへと派遣したそう。そこで、エンツォはミランからのニュースはないとドンナルンマに伝え、レアル・マドリー行きを推し進めるだろうとされている。
ただ、もしこのままドンナルンマの将来について家族とライオラとの齟齬が続くようなことがあれば、その関係が解消される可能性すらあるようだ。
実際、数年前にこんな出来事があった。ライオラはスロバキア代表MFマレク・ハムシークをナポリから移籍させようとしたのだが、選手側がそれを拒否。その結果、ハムシークは別の代理人を雇うことになったのだ。
ここにきて、驚きの「ライオラ解任説」まで飛び出してきたようだが、果たして…。