ポーランドで行われていたU-21欧州選手権。全勝で決勝まで駆け上がったスペイン代表だったが、決勝でドイツに屈し準優勝となった。

そのスペイン代表の一員であるDFエクトル・ベジェリンは大会前にあることを誓っていた。

所属クラブであるアーセナルの本拠地ロンドンで起きた「グレンフェル・タワー」火災の被災者に寄付をすると約束していたのだ。U-21欧州選手権で1分間プレーすることに、50ポンド(7,401円)を寄付すると。

結果、ベジェリンは休養となったグループステージ3戦目を除いて計4試合にフル出場。単純計算では360分間のはずだが、自身のSNS上でこう報告していた。

エクトル・ベジェリン

「U-21欧州選手権で1分間プレーするごとに50ポンドを寄付すると約束したよね。

英国赤十字に寄付をする予定だ。できる限りのサポートをお願いする」

こう綴ったうえで、381分間のプレーで19,050ポンド(282万円)を寄付するとしたのだ。どうやらしっかりアディショナルタイムも加算していたようだ。なんとも律儀…。

ベジェリン以外にもラヒーム・スターリングやライアン・バートランドも支援を誓っているそう。

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