ポーランドで行われていたU-21欧州選手権。全勝で決勝まで駆け上がったスペイン代表だったが、決勝でドイツに屈し準優勝となった。
そのスペイン代表の一員であるDFエクトル・ベジェリンは大会前にあることを誓っていた。
所属クラブであるアーセナルの本拠地ロンドンで起きた「グレンフェル・タワー」火災の被災者に寄付をすると約束していたのだ。U-21欧州選手権で1分間プレーすることに、50ポンド(7,401円)を寄付すると。
結果、ベジェリンは休養となったグループステージ3戦目を除いて計4試合にフル出場。単純計算では360分間のはずだが、自身のSNS上でこう報告していた。
I promised to donate £50 for every minute I played at #U21Euro. I will be donating to @BritishRedcross. Please support in any way you can 🙏 pic.twitter.com/OX6kVTFKY4
— Héctor Bellerín (@HectorBellerin) 2017年7月2日
エクトル・ベジェリン
「U-21欧州選手権で1分間プレーするごとに50ポンドを寄付すると約束したよね。
英国赤十字に寄付をする予定だ。できる限りのサポートをお願いする」
こう綴ったうえで、381分間のプレーで19,050ポンド(282万円)を寄付するとしたのだ。どうやらしっかりアディショナルタイムも加算していたようだ。なんとも律儀…。
ベジェリン以外にもラヒーム・スターリングやライアン・バートランドも支援を誓っているそう。