ユルゲン・クロップ
(ドルトムント時代のように、若手を開花させる?)
「そのようなことが起こった歴史は愛すべきものだが、このクラブは何とも比較されるべきではないよ。
君も私も知っている。リヴァプールのようなものは他にないと。我々の選手を見て分かっている。何をしなければならないかも分かっている。
我々は1~2名の選手を飛躍させなければならない。我々はまだスタイルを作らなければならないんだ。プレーの方針、そして違った形を求められたときにもそれが出来るようにしなければ。
プレシーズンはここまでとてもよかった。フィリペ・コウチーニョは傑出していたし、そのほか数人もね」
(ドルトムントでは、あなたが開花させたシャヒン、ゲッツェ、レヴァンドフスキらを放出したよね)
「チャンピオンになったあと、シャヒンを失ったわけだ。しかしそれで世界が終わるわけではない。
誰もが『ああ神よ…』と思った。しかし我々はイルカイ・ギュンドーアンを手にした。
彼がシャヒンと同じくらい良いと思っていたかい?そんなことはなかったはずだ。しかし、我々はそれを望んでいたし、そのようになった。
そのようなことが起きるものだよ。君が興味を持っていることを書くのは理解できる。しかし、そういうことは話したくはないよ。何も伝えることはない。そういうことだからね」
(アウディ・カップでは、バイエルン戦で快勝したものの、アトレティコ・マドリーにはPK戦で敗北したね)
「受け身になった時、我々は常にそのツケを支払うと感じているよ。
守るための最善の方法は、ボールを持つことさ。プレーしたい形でやることはできなかったが、後半にはそこそこできた。
我々は努力しなければならないと分かっている。もっと良くなれることもわかっているよ」
選手は怒ってもいい!クロップ監督が語る競争激化
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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