『Calcio e Finanza』は26日、「イタリア・セリエAのTV視聴者数が落ち込んでいる」と報じた。

昨季はインテル、今季はミランと、中国資本の流入によって大きな取引が行われるようになったセリエA。

競争としてはこの数年と比較して面白いものとなっており、実際にスタジアムの観客数は伸びている。

昨年の第5節までの平均観客数は2万775人だったが、今季は2万3814人となっており、さらにこれはサンプドリア対ローマの延期試合を含んでいないデータだ。

その一方、テレビの視聴者数はやや落ち込んでいるとのことである。

今夏TV権利の新契約を結んだセリエAであるが、第6節までの視聴者数の総計は3510万人となっており、昨年の3850万人と比較して9%ほど低いものに。

放送局別で見ると『Sky』は8%、そして『Premium Sport』は10%落ちている。

ただ、昨季はインテル対ユヴェントスのイタリアダービーが初期に行われた分、視聴者数に影響があるとも考えられている。

なお、開幕から6節で最も視聴された試合は、24日に行われたユヴェントス対トリノのダービーマッチ。200万人以上がTV観戦し、視聴率は9.84%であったという。

2位はローマ対インテルで、視聴者数は180万人、視聴率は11%となったとのことだ。

セリエAは全試合が放映されているため、もちろん最も視聴数が低いものも出てくる。

『Premium Sport』ではジェノア対キエーヴォがわずか3587人で0.1%、『Sky』はウディネーゼ対キエーヴォが6992人、0.04%を記録したという。

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