『Football Espana』は4日、スペイン代表DFジェラール・ピケの会見の模様を伝えた。
先日行われたカタルーニャの独立を問う住民投票に関連し、スペインから大きな批判を受けることになったピケ。
独立を支持していることを公にしており、スペイン政府や警察の強行的な妨害を批判したためである。
独立支持のピケに代表ファンからブーイング…練習まで中止に https://t.co/0F7lWqqDmv
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年10月3日
それを受けてピケは4日に記者会見を行い、自分の思いを伝えたという。
ジェラール・ピケ
「対話が物事を解決するだろう。今のところは、全てが急進的なものになってしまっている。
僕に口笛を吹いている人でも、一緒に夕食に行って話し合えば変わる。彼らはもう口笛など吹かないだろう。
スペインとカタルーニャは、父親と、その家を出たい息子のようなものだ。ちゃんと話しあえば、おそらく彼はそうしない。
最も重要なことは、尊重と対話なんだ。お互いを理解しようとする必要がある。
そこにいなければ、カタルーニャで起こっていることを理解するのは難しい。
テレビの番組は、彼らが映したいものだけを映すのだ。
僕よりも大きな存在がある。スペインを離れたい人々がいる。投票をしたい数多の人がいる。僕の意見とは全く無関係にだ。
この問題は、政治家が仕事をすること、そして対話をすることで解決するものだ。スペインとカタルーニャは、互いの存在なしには弱くなると思う。
誰もが知っている。僕はオープンであるし、正直な男だと。心を開くことができる。それが問題だとは思わない。
ちゃんと首尾一貫しているところを見て欲しい。自分が信じているものを守り、他の者が違った考えを持っていることを尊重する。僕は尊重だけを求めている。
努力をし、チームを助け、ここにいることを誇りに思っていると見せる。それが解決手段になるだろう」