2. 残りの試合は?

残り1試合となった各組の状況を見ていこう。

グループAの順位表は以下の通り。

最終節を残しブルガリア、ベラルーシ、ルクセンブルクの敗退が決定。

1位フランス、2位スウェーデン、3位オランダに突破の可能性が残されており、フランスは最終戦に勝利すれば自力での本戦出場が決まる。

逆に、絶体絶命の状況に追いやられているのがオランダだ。オランダは2位スウェーデンと勝点「3」差で、最終節で直接対決を控えている。

仮にこのスウェーデン戦に勝利すると勝点はともに「19」に。しかし、勝点で並んだ場合は得失点差が比較対象となるため、オランダが逆転で2位になるには7点差での勝利が必要に…。

最終節ではフランスがホームでベラルーシと、ルクセンブルクがホームでブルガリアと、そしてオランダがホームでスウェーデンと対戦する。

グループBの順位表はこのようになっている。

こちらは単純明快。ハンガリー、フェロー諸島、ラトビア、アンドラがすでに敗退しており、1位スイスと2位ポルトガルがストレートでの本戦出場権を争う。

また両チームは最終節での直接対決を控えており、その結果次第で順位が決まるという状況。勝った方が首位通過を決め、引き分けた場合はスイスが1位を守る。

最終節ではハンガリーがホームでフェロー諸島と、ラトビアがホームでラトビアと、そしてポルトガルがホームでスイスと対戦する。

さらに、グループHの順位表はこちら。

9月の時点でベルギーの1位通過が決定。

ボスニア・ヘルツェゴビナにも2位進出の可能性が残されているが、仮に順位が逆転し2位に浮上してもすでにプレーオフに進めないことが判明している。

最終節ではベルギーがホームでキプロスと、エストニアがホームでボスニア・ヘルツェゴビナと、そしてギリシャがホームでジブラルタルと対戦する。