プレミアリーグ第8節、アーセナルはワトフォード相手に2-1の逆転負けを喫した。

後半アディショナルタイムに浴びた決勝弾は、ゴール前がスクランブルになり、最後はトム・クレヴァリーに押し込まれるというものだった。

その瞬間にアーセナルMFグラニット・ジャカがやっていた仕草が話題になっている。

失点した場面、アーセナル守備陣はオフサイドだと思ったのか、フリーズしてしまう選手が多かった。そのなかで、ジャカは鼻をいじっていて、目の前にいたクレヴァリーを完全にフリーにしてしまっていたのだ。

当然ながら、この失点と敗戦をジャカの“鼻いじり”のせいだけにはできないだろう。ただ、ワトフォードFWトロイ・ディーニーに「肝っ玉がない」と言われたこの日のアーセナルを表す一つのシーンだったかもしれない。

試合後、アーセン・ヴェゲル監督は「ロッカールームでは誰もがショックを受けていた。この失望から立ち直らなくてはならない」などと述べていた。

一方のワトフォードはこれで4位に浮上。開幕8試合で勝点15は、1983年以降ではクラブ史上最高の数字だそう。

マルコ・シウヴァ監督はヒーローになったクレヴァリーを「驚くべき働き者。ファンタスティックなプロフェッショナル」と絶賛していた。

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