Jリーグ開催当日のスタジアムでは試合以外にも様々なイベントが行われている。

試合の日において一番重要なことは、もちろん試合。プレーに結果に一喜一憂することはサッカー観戦の醍醐味だ。

一方で、チーム状態や勝負は水物。いい時期があれば悪い時期もあり、いい試合があれば悪い試合もある。サポーターにとって応援するチームが負けるのはいつでもツラいものだが、常に勝ち続けることは相当な戦力差がない限り難しい。

そうしたなかで、Jリーグの各クラブは、“プラスアルファ”の部分でもサポーター(相手チームも含む)に楽しんでもらおうと、試合当日に様々な企画を実施している。

Qolyではそういった取り組みに、より一層注目!今回は、サガン鳥栖が先週末、10月15日(日)のホームゲームで行った企画を現場で体験してきた。

あいにくの雨模様となったこの日だが、ベストアメニティスタジアムには1万5千人近い観客が詰めかけた。

なにせ対戦相手はセレッソ大阪。山口蛍、杉本健勇の現役日本代表に加え清武弘嗣や柿谷曜一朗など、いってみればスター軍団である。しかも先日のYBCルヴァンカップ準決勝ではガンバ大阪とのダービーを制し、初の決勝進出を果たした。

そんな強敵が相手となれば自然と試合に対する気持ちが昂るのだが、キックオフの3時間前にも関わらずスタジアムには熱気を帯びた一角があった。

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