『Pasionfutbol』は25日、「ルーマニア1部のペトロルル・プロイェシュティで、左腕を欠損している選手がプロデビューした」と報じた。

カップ戦で途中出場し、プロとしてのキャリアをスタートさせたのはFWコズミン・ランブル。

今年18歳になる彼は、10年前の悲劇的な事故によって左手を失った。トラックとの衝突でタイヤの下敷きとなったのだ。

当初は左腕全てを切除する可能性が高かったとのことだが、最終的には肘から先だけを失うことになった。

プラスチック製の義手を使っている状況になっても、彼はサッカー選手としての夢を諦めなかった。

2015-16シーズンにペトロルル・プロイェスティに加入した彼は、ついに今季プロとしての舞台へとたどり着いたのだ。

世界的にも義手の選手というのは数少ない。これは「何も不可能なことはない」という事実を証明するエピソードとして話題になっている。

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