ニュージーランドとの大陸間プレーオフを制し、36年ぶりにワールドカップ出場を決めたペルー代表。

このプレーオフは代表歴代最多得点を更新中のエース、パオロ・ゲレーロが直前のドーピング検査で陽性反応を示し欠場を余儀なくされたが、敵地で0-0と引き分けた後、ホームでの2ndレグで2ゴールを奪いロシア大会への最後の切符を手にした。

勝てば翌日は「休日」、負ければ悪夢の出勤・通学…全国民が固唾を飲んで見守るそんな大一番で決勝点となる先制ゴールを決め、“神”となったのは33歳のジェフェルソン・ファルファンだ。

彼はゲレーロやクラウディオ・ピサーロらと並ぶペルーを代表するスタープレーヤーだが、2008~2015年にドイツのシャルケでプレーした際には、“あの”元日本代表DFとチームメイトだった。

内田篤人(現ウニオン・ベルリン)だ。

ペルー代表ではFW、オランダのPSVでは両ウィングだったファルファンも、シャルケでは一貫して右サイドのアタッカーとして起用された。そう、右サイドバックの内田とは長年、“戦友”であり、同サイドのコンビを組む良き“相棒”だったのだ。

2人とも現在はシャルケを退団し、ファルファンはUAEを経てロシアのロコモティフ・モスクワでプレーしている。かつての輝きは薄れてしまったが、欧州で得た経験がこの大一番で発揮された形だ。

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