18日夜、ついに今年のAFCチャンピオンズリーグ決勝戦の幕が開ける。
Jリーグ勢として9年ぶりに決勝進出を果たした浦和レッズは、サウジアラビアの「青い三日月」アル・ヒラルとの2試合に挑む。
ラモン・ディアス監督の下、今年に入ってからの公式戦でわずか1敗。しかもアラブ・チャンピオンズリーグのエスペランス・チュニス戦であり、完全にサブメンバーでの試合だった。
そのチームで最も警戒すべき選手は誰なのか?
カルロス・エドゥアルド(FW)
まずはFWから。何と言ってもこのチームで重要な役割を担うのはカルロス・エドゥアルドだ。もともとセンターハーフ的な選手だったが、フランスのニースでトップ下に転向し、得点力を開花させたという珍しい経歴を持つ。現在は2トップの一角で起用されることもあり、FW登録になっている。
派手なテクニックがあるわけではないのだが、ボールを収める技術、両足から放つシュートの正確性とパワー、飛び出しのセンス、フリーキックなど様々な強みを持ち、さらに空中戦にも力がある。
常に前線に張っているような選手ではないが、少しでも隙を見せれば逃してはくれない。世界的なビッグネームではないが、ピッチ上ではそれ以上の怖さを持つ万能アタッカーである。