森 勇人(ガンバ大阪U-23 キャプテン)
「先週のゲームで今シーズン初の連勝ということで、今日の試合も勝ちきりたかったですけど。
いつもだったら、もしかしたら失点してしまってそのままズルズル行っていたかもしれないゲームだったと思うので、そういったところはすごい成長できた部分じゃないかなと思います。
でもそれは、どんなに不甲斐ない試合をしても諦めずに応援してくださったファン、サポーターの皆様のおかげだと思いますし、どんなに遠いアウェイやこないだの鳥取戦のような台風が迫り来るなか、雨や風に打たれながらも熱い応援をしてくださっているファンの皆さんのおかげでもあると思います。
本当にありがとうございます。
今シーズンも残り1節、相模原戦があります。最後まで頑張りますので応援宜しくお願いします。
最後になりますが、J3のU-23の舞台でもこういう素晴らしいスタジアムを使わせていただいているクラブ関係者の皆さん、スポンサーの皆さんにも感謝したいと思います。
一年間ありがとうございました」
ファンに感謝するだけでなく、クラブ関係者やスポンサーにもしっかりと思いを届けた森。22歳とは思えぬコメント力だ。
森は5歳から名古屋グランパス一筋だったが、今季よりガンバ大阪に完全移籍で加入。加入1年目ながらU-23チームでキャプテンを務め、連敗スタート、開幕12戦で1勝1分10敗と泥沼のスタートとなったチームをまとめ上げた。
そうした森の素晴らしいスピーチに続いて登場した宮本恒靖監督も「ほぼ勇人が全部言ってくれたので、僕から繰り返すこともないかなと思うんですけど」と話すほどであった。
G大阪U-23は次節、SC相模原との試合を行う。
※画像は『DAZN』の許諾を得て使用しています