『RMC』は29日、「フランス代表監督ディディエ・デシャンは、エリック・カントナ氏を名誉毀損で訴えた」と報じた。

この事件の発端は昨年5月。カントナは『Guardian』のインタビューにおいて「ベンゼマとベナルファは民族的に差別されているから招集されない」というような発言をしていた。

ベンゼマはマテュー・ヴァルブエナへの脅迫事件によって逮捕されたことで代表から追放されていたが、7月に有罪の可能性が少なくなったために招集は可能になっている。

しかし、デシャン監督はベンゼマを代表に呼ぶことは依然として拒否しており、それをカントナは「人種のせいではないか」と話したのだ。

この発言に対して今回デシャン氏は裁判に訴えることを決め、法的手続を進めることを弁護士が確認したとのこと。

カルロ・アルベルト・ブルサ(弁護士)

「我々は人種差別主義者として扱われた。真実と異なる場合は、裁きが求められる。

これは、特定の発言は刑事司法によって罰せられなければならないという意味だ。名誉毀損は裁かれるべきだ。

カントナの発言の文脈は、極めて重いものだ。フランス全土で、デシャンが人種差別主義者なのかそうでないのかを知るための議論がされていた。

これは壊滅的な結果を招く可能性があった。デシャンは非常に強い男で、状況に対処しているがね」