ルヴァンカップを制覇したセレッソ大阪。

先日行われたJリーグアウォーズにチーム揃って出席した。

『DAZN』のバックステージ・インタビューには清武弘嗣、杉本健勇、水沼宏太の3選手が登場し、話題は8ヶ月ぶりとなった清武の日本代表復帰に(負傷のため後に辞退)。

インタビュアーの水沼貴史氏は、その極めつけとなったのがJ1第32節の横浜F・マリノス戦で見せたマジカルなヒール技かと尋ねたのだが、その際のやり取りがおもしろかった。

清武 弘嗣(セレッソ大阪)

(極めつけはヒールかな?)

「まあそうっすね。あれ、狙い通りだったので」

(違うだろ?)

「え?」

(さっきそこでも言ってたじゃん。あれはもうやめてほしんだよねって)

(あんま触れられたくない?)

「でも、誰がも見てもミスだなって思うヒールじゃないですか」

(でもあの発想が清武だということでしょ?)

「本当にありがたいです、それは。みんな結構笑ってましたけど」

(分かる。プレーヤーとして嫌だよね、困るよね)

「だから、正直反応に困ります。宏太が決めてくれて良かったなと思います」

(倒れながら見てたもんね。ボール追ってたもんね)

「まあそうっすね。本当に宏太しか狙ってないです」 」

文章にするとやや分かりづらいが、要はこういうこと。

清武にとってあのヒールパスは狙ったというよりは正直偶然に近く、意図して通したものではなかったそう。

しかし、 プレーヤーとしてその言葉を使うのは少し抵抗があるようで、「狙い通り」と言い切っているようだ。

その証拠に、このやり取りが終わった後に清武は「こうやって素直に言えたらいいんだけどな」と呟いている

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