『CM』は29日、「2015-16シーズンのリオ・アヴェ対ベンフィカで八百長が行われた可能性がある」と報じた。
先日ポルトガルリーグに衝撃が走った八百長問題。昨季行われたフェイレンセ対リオ・アヴェの試合で、ブローカーから金銭を受け取った数選手が八百長を行っていたという報告があった。
選手の名前は明かされていなかったものの、調査の対象となっている4名はDFマルセロ、DFロデリック・ミランダ、DFエリゼウ・カッサーマ、GKカーシオだと伝えられた。
しかし、問題はこれだけでは終わらないようだ。これらの調査に関連し、今度は2016年4月24日に行われたリオ・アヴェ対ベンフィカでも試合結果の操作が行われていた可能性が浮上したという。
この試合は最終的に0-1という結果でアウェイのベンフィカが勝利を収めており、マルセロとカーシオはこちらでもフル出場している。
また、他にも1部リーグの少なくとも2試合に関して金銭の支払いが行われ、他の選手も関与していたという疑いもあるとのこと。
ベンフィカはこれらの八百長について関与していないと声明を発表し、全ての捜査に協力を行うことを約束している。
経済的に豊かではないものの、サッカーのレベルは高いポルトガル。欧州各国から注目されており、タレントを多く輩出してきた。
しかし、1部リーグで日常的に八百長が行われていたということになれば、大きく信頼を損なうことにもなりかねない。