編集部S
Q. アンリはプレミアリーグ史上最高のFW?
A. はい
【コメント】
全盛期のアンリはとにかく全てが強烈だった。
圧倒的な個人技とスピード、シュート技術。さらにはアシスト能力にも長け、セットプレーでもゴールを奪え、そのプレーには美しさやカリスマ性すら感じられた。
個人的には同時期に活躍したルート・ファン・ニステルローイ派であったが、アンリの実力は認めざるをえないレベルにあった。
総得点数では5位だが、他の上位選手とは在籍歴が違う。
シアラーが14シーズン(1シーズン平均18.5得点)、ルーニーが15シーズン(1シーズン平均13.8得点)、コールが15シーズン(1シーズン平均12.4得点)、ランパードが20シーズン(1シーズン平均8.8得点)であったのに対し、アンリがプレミアリーグでプレーしたのは9シーズン。
平均で得点数は1シーズン19.4点と最も高く、29歳という年齢でバルセロナに渡ったことを考えると、仮にアーセナルに残留していればシアラーのゴール数を抜いていたと容易に想像できる。
また、ストライカーでありながら1シーズン20アシストという最多記録を持っており、総アシスト数でも10位に入っている(74)。
これだけ総合的に凄かったストライカーは、今後も出てこないのではないだろうか。