2010 ナイキ マーキュリアル ヴェイパー スーパーフライ II: 猫のような反射
The genesis: チーターをインスピレーションに、マーキュリアル スーパーフライ IIはトラクションによるスピードを追求しました。
The tech: クリスティアーノ・ロナウドの意見も生かし、マーキュリアル スーパーフライ IIにはナイキ センス テクノロジーを取り入れ、革新的なスタッドで、足圧や路面の状況に応じて数ミリ単位で伸縮し、あらゆる方向への動きに最適なスピードと安定感を提供し、あらゆる方向転換を加速させることで、大事な一歩の踏み出しを勝利への機会に変えていきました。2010年夏の南アフリカから、マーキュリアル ヴェイパー スーパーフライ IIにもエリートシリーズにふさわしい仕上げが施され、カーボンファイバープレートを使った軽量化でスピードもさらに増幅されました。
The look: エリートシリーズではマッチバイオレットとトータルオレンジのカラーによってもプレミアムなスピードが実現されました。この色合いは、試合環境において周辺視野を刺激する色を丹念に研究した結果選ばれていました。
2011 ナイキ マーキュリアル ヴェイパー スーパーフライ III: しっかりとした足元
The genesis: 敵の好機につながる小さなつまずきやスリップをなくすことにフォーカスしたナイキ マーキュリアル ヴェイパー スーパーフライの第3弾。
The tech: つま先のトラクションがスリップのリスクを減らし、三又のブレードが方向転換のスピードを最大限高めました。カーボンファイバーのシャシーも用いて改良された複合素材のアッパーは、これまで以上に流線型を描きました。
The look: スーパーフライ IIIのかかとの大胆な色の配置と全体的な色の組み合わせは、エリートシリーズに共通する視認性を高めるコンセプトに基づきました。
2012 ナイキ マーキュリアル ヴェイパー VIII: 気がつけばいなくなっている
The genesis: マーキュリアルファミリーに登場した新顔には、ボールに向かう時の加速と高速移動時のボールタッチを基本性能として組み入れました。
The tech: 新しい屈曲性に優れたファイバーグラスのアウトソールは、スタッドに土台をつけたような構造にすることで、ピッチへの踏み込み・踏み出しを素早くし、足圧が大きくかかる中央部のスタッドは特に加速を高めるためのデザインにしました。曲線的な足型は足の自然な形に馴染み、かかとに柔らかい素材を使って不快感を最低限に抑えました。つま先のせり上がりを低めにし、アーチをこれまでよりも削り込んだことで、これまでとは違うスパイクのフィットを生み出し、帝人®のマイクロファイバーを使ったスエードのような仕上がりのアッパーが、より裸足のような感触でボールをタッチしコントロールできるようにしました。
The look: 最初に展開された見紛うことのないマンゴのカラーが、特に人目をひくこととなりました。